キャンプ道具

【ノルディスク 】アスガルド12.6の設営方法・撤収方法を詳しく紹介

ノルディスクアスガルド

キャンプ場で目立つテントはたくさんありますが、その中でもノルディスク(NORDISK)のアスガルドはひと際注目されるテントではないでしょうか。キャンプをしてきた3年間ずっとアスガルドに憧れていたのですが、遂に「アスガルド12.6」を購入しました!


アスガルドを使ってみての感想やメリットデメリットの紹介は、もう少し使ってから書こうと思いますが、まずは設営方法と撤収方法に特化して紹介したいと思います。

実際に設営・撤収してみてわかったポイントや注意点なども紹介しますので是非参考にしてみてください。

目次

セット内容

セット内容はこちらになってます

・テント本体(ロープ付)
・センターポール
・入り口ポール
・ペグ

部品は意外と少なくシンプルです。

専用グランドシートは別売り

専用のグランドシートはセットで販売している場合もありますが、基本的には別売りになってます。
しかもなかなかのお値段……

専用のグランドシートがなくても使用できますが、ジッパーでテント本体と繋げることができるので、冬の隙間風や夏の虫の侵入を防ぐことができるのであった方が便利です。

ペグは頑丈はものが付属しており、ペグだけでなんと重さ2.6kgありました。1本1本にnordiskの文字が入っていて、丁寧な作りになっています。

説明書のようなものは入っていませんでしたが、「Don’t worry」と書かれたものが入ってました。

いきなり「心配するな」と言われても逆に心配しかなかった訳ですが、これはテントが破れたりした時のための補修素材でした。

万が一破れたり穴が空いたら補修できるよーという「Don’t worry」なのでしょう。

設営方法

それでは設営方法を説明していきます。

1. グランドシートを敷く

まずはグランドシートを敷きます。

表と裏がわかりにくいですが、ラベルがある方が上面になります。
このラベルがあるところが設営したテントを見て正面右側(右下写真の「このへん」)になります。

また、このグランドシートの下に更にグランドシート(安物で可)を敷くとより安心です。
アスガルドのグランドシートだけでも高価なので、少しでも傷や濡れから防ぐためにやっています。

2. テント本体をセット

グランドシートの上にテント本体を乗せます。

少し前後がわかりずらいですが、先ほどグランドシートで目印にしたラベルと同じようなラベルがテント本体にもあるので、それを目印にしてグランドシートとテント本体の向きを合わせるようにしてください。

次にジッパーでテントとグランドシートを繋げていきます。
テントの後ろ側からスタートし、左右にぐるっと閉めていく感じです。

閉めていく途中でジッパーがテントの生地に食い込みやすくなっており少し締めにくいですが、丁寧に締めていけば問題ありません。

3. グランドシートのペグを打つ

まずはグランドシートにペグを一周打ちます。
ペグを打つ部分はグランドシートの裏側に付いているので、めくって取り出して打っていきます。

緩みが出ないように、グランドシートをしっかり引っ張って対角線の順番でペグを打っていくとうまくいきます。12本のペグを打つので大変ですが頑張りましょう!

4. センターポールを立てる

センターポールを組み立て、先端をテントの中に入れていきます。

テントを持ち上げるのに力が結構必要になるので注意して下さい。

このポールを立てたら次の手順の「5.ロープを張る」に移りますが、このままだとセンターポールが倒れてしまうので誰かに支えてもらいながらロープを張っていく必要があります。
つまり、2人以上いないとこのテントの設営が難しいです。

しかし、対角線状で4~6本ほど「5.ロープを張る」を先にやっておけば、センターポールを立てたときにロープによってポールが安定し、支えなくてもポールが立つようになります。

何度かアスガルドを設営してロープを張る位置が掴めてきたら、先に「5.ロープを張る」をしてもいいと思います。この方法だと一人で設営できました

5. ロープを張る

こちらも購入時から既にテントに付いているので、ロープの端を地面にペグで打つのみです。

しかしグランドシートと同じく12本ペグを打たなくてはいけないので結構大変な作業です。ロープを張っていく度にテントの形が整っていき、完成に近づいてきます。

ペグはだいたいテントから1.5mくらい離れた場所に打つとキレイに張れました。

また、ロープは左右にズレないよう真っ直ぐ張りましょう。

意識しないと意外と左右にズレてしまってキレイに張れなくなるので注意が必要です。

この時点でほぼテントの形はできあがってきます。

6. 入り口を作る

入り口側のポールを組み立てます。

入り口のポールはテントの中にセットするのですが、先にテントの外で組み立てるとテントの中に入れるのが少し面倒なので、テントの中で組み立てることをお勧めします。

テント内の足元に引っかける部分がありますのでそこにセットし、上側は穴に差し込みます。

7. 仕上げ

仕上げとして、グランドシートに打ったペグにテントのスカート部分を引っ掛けます。それにより、雨などが降ってもスカート部分で雨を防いでくれますし、見た目も綺麗になります。

あと、入り口のところからロープを張ることもできるので、お好みで張りたい方は張って下さい。

形は多少きれいになりますが、入り口のスペースが埋まってしまうので張らなくても全然問題ありません。

8. 完成

これで設営の完了です!!お疲れさまでした。

やはりアスガルドのフォルムはかっこいいですね。見とれてしまいます。

撤収

撤収方法はほぼ設営の逆なので簡単に説明します。

1. センターポールを抜く

まずはセンターポールを抜きます。
ポールを抜くとテント自体が萎むので、テントの外に逃げながらポールを抜いてください。

2. ペグを抜く

ロープを張ったペグ12本とグランドシートのペグ12本、合わせて24本のペグを抜きます。

3. ロープを縛る

ロープはテントに付けたままで縛っておけば次の設営時に楽になります。

4. 本体を畳む

本体の畳み方はいろいろな方法がありますが、半分から更に半分にしてピザのような形にし、幅を揃えて丸め込むという方法が楽なのでその方法で収納してます。

収納袋に入れる時は、上から被せていくと入れやすいです。

5. グランドシートを畳む

グランドシートは、半分に折ってから更に同じ方向に3つ折りすればそのまま丸めこめます。

収納ポイント①
本体とグランドシートをセットで収納可

本体とグランドシートを繋げたまま撤収も可能です。
繋げたままだと本体の収納袋にギリギリ入るくらいでMAXパンパンになります。

収納袋に入れる時は少し大変で、入れたとしてもとても大きくなるので車に乗せられるかなどを考えて重さと高さ・幅に注意して下さい。

収納ポイント②
除湿剤を入れておくと安心

また、どのくらい効果があるかは分かりませんが、折りたたむ時に乾燥剤などを中に入れておくと湿気を防いでくれるのでいつも適当に入れています。

まとめ

アスガルドの設営は簡単!という記事をよく見かけていましたが、なんだかんだ複雑で大変なんじゃないか?というイメージを勝手に持っていました。

しかし実際に設営してみると意外と部品が少なくシンプルな構造なので、思ったよりも簡単に設営できました。しかも慣れれば一人でも設営可能です。
今回の記事は12.6のサイズでの設営なので、7.1だと更に簡単に設営・撤収できるのではないでしょうか。

ただ、やはりペグを合計24本打つのと抜くのが大変ですね。骨組みの構造がシンプルな分、ペグ打ちは頑張るしかなさそうです。

高価なテントではありますが、シンプルな構造なので初心者の方も設営しやすいおすすめのテントです。

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