無印の頑丈収納ボックスは、名前の通り頑丈で形もシンプルなのでキャンプで使ってる人が多いですね。
この商品はサイズが小・大・特大と3種類あり、私は小と大を持っていてキャンプでいつも使ってます。
普通に収納ボックスとして使うだけでも便利なのですが、調べてみるとたくさんの方が蓋に板をセットしてテーブルにするDIYをやってましたので、参考にさせて頂き私も挑戦してみました。
ただ、そのままマネするだけではつまらないので、更にそのテーブルが自立して使えるようにひと工夫しました。
皆さんがやっていたテーブルのDIYと、更なる改良版(自立式)の作り方を紹介します。
目次
完成品
最初にどんなものを作ったのか紹介します。
まずは皆さんDIYで作っていた、コンテナの蓋のテーブル化。
多くの記事があったのでそれらを参考にさせて頂きました。みなさんありがとうございます。
これだけでも便利さは格段に上がるのですが、それだけでは飽き足らず更に改良を加えました。それがこちらになります。
高さが加わっただけですが、その分隙間ができて、そこにちょっとした小物を入れておけるスペースができました。
テーブルに乗せなくても問題ないもの(スマホやチャッカマン、ナイフなど)をこの隙間に入れておくことができます。
更に、この天板だけでも自立してミニテーブルとして使えるようになっています。
これで、コンテナの蓋を閉めてしまってテーブルとして使えない時などに、単体でテーブルを使用することができます。
皆さんがやっている天板のみを乗せたものを「コンテナテーブル」、更に改良を加えた高さのある方を「自立テーブル」と呼びながら作り方を説明していきたいと思います。
まずは「コンテナテーブル」の作り方からご覧ください。
コンテナテーブル材料・道具
・セリアのすのこ4セット(33×37サイズ)
・ベルト2本(天板を繋げる用)
・タッカー
・ノコギリ
・セリアのべんりーベルト(収納時にくくる用)
・ニス(塗るのは好みなので無くてもOK)
セリアのすのこはサイズが33×37なので間違えないようにしましょう。
このサイズであれば、コンテナの裏の幅にちょうどフィットするので余計な手間が掛からなくて済みます。
コンテナテーブル作り方
このすのこの板を一回分解して、板同士の間隔を狭めて繋げ直すという作り方になります。
他の方々の記事では素手で簡単に分解できるとのことなので、早速板を分解していきます。
1. すのこ分解
Σ(‘◉⌓◉’)
開始早々、板と私の心が折れました……
私が不器用なのでしょうか。セリアが接着剤を強化したのでしょうか。どちらかは分かりませんが、いずれにせよ慎重に分解する必要があります。
すのこ4セット分だと、分解した板は2枚ほど余るので2枚は失敗しても問題ありません。(分解した後の板2枚という意味です。すのこ自体の2セットではありません)
また、細い棒の方もコンテナにセットする時に使うので4本確保しておいて下さい。
分解する時は、軍手などの手袋をつけて作業したほうが安全です。
後半はコツを掴んで、無事に分解完了です。
2. 板のメンテ
分解後の板には針金が刺さっていたり、木材の破片が残っていたりします。
ケガしないように、針金はペンチなどで抜き取りましょう。
コンテナの両端の方は丸みがあるので、フィットするようにノコギリとヤスリなどを使って削っていきます。
これで天板の板の準備は完了です。
本来は、この時点で板にニスを塗っていったほうが見た目も良くなって長持ちするので良いのですが、今回は割愛します。ニスを塗らなくても全く問題はありません。
3. 天板を繋げる
では、次にタッカーを使ってベルトと板を繋いでいきます。
この時、適当にタッカーで打ち始めると、後半ベルトの位置が曲がってしまうので、しっかりベルトを真っ直ぐ伸ばしてからタッカーで打ち始めます。
2枚目の板からは適当な幅のもの(コインなど)を挟みながら均等な間隔で打ち付けていきます。
ベルトの真っ直ぐを意識しても少し曲がってしまいましたね。
でもいい感じにテーブルっぽくなってきました。
全部板を繋げたらついにコンテナとの合体です。その前に、先程4本確保しておいた細い方の棒を使って端の高さを揃えます。
4. 天板セット
細い棒で端の高さを揃えたら、天板を乗せれば完成です!
元々のすのこのサイズとコンテナのサイズがぴったりなので、少ない作業で作る事ができました。
所用時間は1時間程度です。すのこの分解が一番大変でした……。
ベルトで繋げたので、巻き付けてべんりーベルトで括って収納します。
収納時に巻いた時の太さは直径約10cmです。
ここまでは多くの方がやっているDIYですが、次からは私独自に改良を加えていきます。
自立テーブル材料
ここからはコンテナテーブルの天板を活用して、コンテナテーブルの時は高さを出し、更に単体でも使えるテーブルに改良していきたいと思います。
・木材A(1×4材)58cm×2本
・木材B(4.5cm×28cm×厚さ1.5cm)2本
・木材C(丸棒太さ1cm)48cm×2本
・蝶番4個
・ユニクロ金折(直角の金具)
蝶番
木材のサイズは、私の家に余っていたものから選んだので必ずしも記載通りじゃないといけないというものではありませんが、基準として参考にしてください。
イメージ的には、木材A(1×4木材)をコンテナ蓋の仕切り部分にフィットするように足にして、その上に木材Bをセットします。
木材A(1✖4材)2本 木材B2本をセット
そしてその上に天板を乗せてテーブルにするのですが、
コンテナ蓋上では「高さのあるテーブル」
コンテナを使用せず単体で「自立するミニテーブル」
として2通りで使えるようにします。
更に足は内側に折りたためる構造を目指します。
自立テーブルの作り方
1. 蝶番で結合
まず、木材Aと木材Bを蝶番で結合していきます。
繋げ方は、コの字になるように蝶番で結合していき、蝶番を付ける向きは板Aが内側に畳める方向にします。
コの字 内側に畳める
2. 天板の高さ合わせ
天板を乗せる部分の高さが合わなくなってしまうので、下画像で示した部分(と反対側も)に高さを揃えるため、木材Cを付け加えます。
私は家にちょうどいい木材が丸棒しかなかったので、それをユニクロ金折で繋げました。
この土台の上にコンテナテーブルの時に作った天板を乗せれば完成です。コンテナにフィットするように設計したので、安定感はしっかりしてます。
土台を折りたたむとこんな感じです。
この状態で天板を乗せるとコンテナ蓋の淵より少し高くなるくらいです。
この状態でもテーブルとして使えます。
3. ストッパー取り付け
では次に単体で使う時のために、もうひと手間加えます。
ユニクロ金折を使って内側にストッパーとして取り付け、倒れないように支えるようにします。
折りたたむ時はストッパーをずらせば足を内側にたたむ事ができます。
私の場合、ストッパーを付ける部分の木材に丸棒を使ったので、ストッパーを付ける角度がなかなか難しかったです。
角度が内側過ぎると足が内側に入り込んでしまって安定感がなくなるので、なるべく足が直角で支えられるように角度を調整しながら取り付けました。
ストッパーで安定して支えることができれば、自立テーブルの完成です。
こちらはストッパーで支えているので、あまり耐久性は無く重いものは乗せれませんが、ちょっとした小物を置く時に便利なテーブルができました!
まとめ
皆さんのDIYを参考にしてコンテナテーブルを作り、自分独自でも改良を加えてみました。
やはりDIYすると今までの道具が更に便利に使えるようになり、何より自分で作ることでより愛着がわきますね。
前半のコンテナテーブルは、作るのがそこまでハードル高くない割りに便利なテーブル化ができるのでまだしてない方はぜひチャレンジしてみてください。
また、自立テーブルの方も参考にして頂いて、更に使いやすい便利なDIYにチャレンジしてもらえると嬉しいです。
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