キャンプ場で自分でコーヒー豆を挽き、お湯をバーナーで沸かして入れるコーヒーはまた格別ですよね。
キャンプでコーヒーを入れるときに便利なのが、ユニフレームのコーヒーバネットです。
あのキャンプ用品の大手メーカー「ユニフレーム」のコーヒー用品ということで、コーヒー好きの私は思わず即買いしてしまいました。
しかし!同じような商品が100均(セリア)にもあり、2,000円近くかけたお金がもったいなかったかと少し後悔しました。
それなら100均よりユニフレームの方を買って良かったと思いたい。
そう考えて100均でもコーヒーバネット購入して比較してみました。
コーヒーバネットはどんな商品なのか、ユニフレームとセリアではどんな違いがあるのかを紹介していきたいと思います。
目次
商品情報
まずは、コーヒーバネットの商品情報をユニフレームとセリアそれぞれ紹介します。
ユニフレーム
ユニフレームのコーヒーバネットは、サイズが3種類あります。
■コーヒーバネット grande(4人用)
使用時:約130×130×90mm
収納時:約130×130×25mm
■コーヒーバネット sierra(2人用)
使用時:約145×100×70mm
収納時:約145×100×20mm
■コーヒーバネット cute(2人用)
使用時:約110×110×70mm
収納時:約110×110×20mm
grandeが1番大きく大人数用になります。
sierraとcuteは同じ2人用ですが、seieraは足が縦長、cuteが丸型になるので、コーヒーを入れるカップ(コップやシェラカップ)のサイズに合わせて選択する必要があります。
ちなみに、cuteでユニフレームのシェラカップにセットしてみたらギリギリで安定感はなかったです。
・シェラカップでコーヒーを入れたい方はsierra
・コップなどでコーヒーを入れたい方はcute
を選ぶのがいいかと思います。
また、バネット本体の他に
・専用ケース
・フィルター
が付属しています。専用ケースはユニフレームのロゴもさりげなく入っておりお洒落な感じです。
セリア
セリアのコーヒーバネットはサイズが1種類で、
使用時:約120×120×50mm
収納時:約120×120×20mm
となってます。
幅の大きさはユニフレームのcuteに近いサイズですが、使用時の高さが低くなっています。
コーヒーバネットの特徴
収納時がコンパクト
何と言ってもこの商品はが収納時のコンパクトさが一番のアピールポイントです。薄く折りたためて幅を取らないので手軽にキャンプに持っていくことができます。
正面 横
美味しく煎れる構造
ユニフレームの公式HPには下記の様に記載してありました。
美味しさの秘密
ユニフレーム
壁面のないコーヒーバネットは、お湯を注いだ際に発生するガスを逃すことができ、雑味のないおいしいコーヒーを入れられます。コーヒーバネットはコーヒー専門店でも使用されています。
初めての人でも美味しくコーヒーを入れられる構造になっています。
使用方法
使用方法はユニフレームの商品もセリアの商品も一緒なので、ユニフレームの方で説明していきます。
本体を広げる
本体が畳まれている状態で入っているので、それを広げます。
それぞれの足の部分をずらして外側の円から外していけば広がります。
広げる前 広げた後
コーヒーフィルターをセット
本体にコーヒーフィルターをセットします。
ユニフレームの方は何個かセットで入っていたのでそれを使っていいですが、すぐ無くなると思うので100均などで円錐の形のフィルターを買っておくと良いと思います。
台形型のフィルターもありますが、それだと今回紹介しているバネットでコーヒーは煎れることが出来ないので円錐型を選ぶ様に注意して下さい。
コーヒー粉・お湯を入れる
フィルターをセットしたら挽いたコーヒーをフィルターに入れ、お湯を入れていけばコーヒーが抽出されていきます。
先日観たテレビで世界一のバリスタか紹介していたのですが、お湯の入れ方はコップ一杯が10だとすると2:4:4の割合で3回に分けるとしっかり抽出できるらしいです。
抽出されている時もコップの中が覗きやすく、注いでいるお湯の分量を把握しやすいという点もコーヒーバネットの利点です。
ユニフレームvsセリア比較
では、ユニフレームとセリアとはどこが違うのでしょうか。
ユニフレームの3種のうち、セリアと近いサイズのcuteと比較していきます。
価格
価格を比較すると、何倍もの差があります。
ユニフレームcute
【 ¥2,000(定価税込)】
セリア
【 ¥110(税込)】
これだけ価格が違うのであればこの時点ではセリアの方でいいんじゃないか?と思うかもしれません。しかし、比較していく中で価格の差の理由が分かってきましたので次の項から説明していきたいと思います。
セット内容
商品情報でも紹介しましたが、ユニフレームの方には専用ケースとフィルターが付属していますが、セリアの方は本体のみとなっています。
専用ケースにはユニフレームのロゴも入っており、ユニフレームの方はそのケース分も含めた価格になっています。
見た目
本体の見た目はあまり変わらなく見えます。
開いて横から比べると結構違いがわかります。
ユニフレームの方がバネがしっかりしていて高さがありました。
カップに乗せた時
ユニフレーム
ユニフレームの方は安定してカップに乗せることができます。
セリア
こちらは足の部分の歪みが目立ちました。
少し斜めになり不安定な状態になってしまいます。
フィルターセット時
ユニフレーム
付属していたフィルターはもちろんフィットしてセットできますが、セリアのフィルターを使ってもまずまずフィットしています。
セリア
本体とフィルターがセリア同士のセットですが、土手がフィットせず浮いた感じになってしまいます。
お湯を注いだ時
ユニフレーム
フィルターがフィットしているので、安定してお湯を注ぐことができます。
セリア
フィルターが浮いた感じになっていたので、お湯を注ぐとフィルターが傾いてしまい、油断するとフィルターからお湯がこぼれそうになってしまいました。
注意して注げば大丈夫ですが、注ぎづらかったです。
どちらを買うべきか
使用感ではやはりユニフレームの方が使いやすく安心感がありました。大手アウトドアメーカーの商品なだけあって、セリアを比べると丁寧な造りになっていたので、価格の差も納得できました。
しかし、セリアでもコーヒーを入れることは可能ですし価格も100円なのでアリだと思います。
結論的にどちらを購入するかは、
・使い心地やブランドにはこだわりたい
→ ユニフレーム
・特にこだわりが無く、できるだけ安く抑えたい
→ セリア
になるかと思います。
当たり前といえば当たり前の結論でした。笑
使い心地もそうですが、専用ケースの有無も気持ち的に結構変わってくると思います。
それでも迷ってしまう方は、どちらのバネットを使用してもコーヒーは美味しく出来上がりますので、最初にセリアの方を買って様子をみてからユニフレームのバネットの購入を検討してみてください。
まとめ
ユニフレームとセリアのバネットは見た目はそんなに変わらないのですが、思ったより使い心地に差があったのでびっくりしました。
キャンプ場で飲むコーヒーは格別なので、どちらのバネットを使うとしてもコーヒーを入れる時間も含めてキャンプでコーヒーを楽しんでください!
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