キャンプでの焚き火やBBQで火起こしする時、何で空気を送っていますか?
私今まではうちわでやっていましたが、芸人のバイキング西村が火吹き棒(ファイヤブラスタ)を使ってて「なんかいいなぁ」と思ってまして、更に火吹き棒の方が一点に空気を送れて効率が良いだろうし、火吹き棒買っちゃおう!!とネットで調べてみました。
販売している火吹き棒は安くて500円くらいですが、言うても棒だし‥‥
それだったら自分で作ってしまえ!と思いDIYで作ってみることにしました。100円で5分でできるDIYなので超簡単お手頃です!
火吹き棒の作り方を紹介しますが、今回更なる改良のチャレンジもしてみましたので是非参考にしてみてください
目次
材料
・セリアの自撮り棒(100円)
それだけです!!
マイナスドライバーと、ペンチのようなものがあれば作業しやすくなりますが、最悪、この道具は無くても大丈夫です!
作り方
①自撮り棒の手持ちの底部分にある蓋を外す
グリップを少しめくれば小さい穴があるので、そこにマイナスドライバーを差し込めば簡単に外せます。
素手でも頑張れば取れますが、素手でやる場合は指先を痛めないように注意して下さい。
②先端部分を外す
スマホをセットする器具が先端についているので、こちらは手で引っ張って引き抜きます。
単純に引っこ抜くだけですが、少し力がいります。
③コードを引っこ抜く
スマホセットの部分と、グリップのシャッターボタンまでコードがつながっているので、手で引っこ抜きます。
これは簡単に抜けます。
ここまでの作業をして中を覗いてみると、いい感じに空洞ができています。
なんと、ほぼこれで完成です!
が、棒を全て縮めてしまうと先端を伸ばすことが難しくなってしまうので、少し手を加えます。
先端をつまみづらい
④先端を少し潰す
1番先っぽの筒のみ、先端部分をペンチなどを使って少し横長の口になるように潰します。
そうすることにより、棒を全て縮めようとしても先端部分は最後まで収まらず、先端をつまみやすく伸ばす時に楽になります。
これでついに完成です!
先端を横長につぶしたため、最後まで縮まらずつまみやすい
5分くらいでできました!グリップも元々のスポンジ素材が良い感じで雰囲気を出してくれています。
伸ばしてみると45cmくらいになります。
完成まで思ったより簡単すぎて少し拍子抜けするほどでした。笑
送風力は……?
簡単に出来たといっても、肝心なのは送風力。
早速コンロで送風力を試してみました。
火吹き棒を持っていなかったので、実は本来の威力がよくわかっていないですが、この自作火吹き棒でもなかなか強力な風を送ることができました!
追加DIYにチャレンジ!
このままで全然火吹き棒として使えるのですが、簡単に出来すぎたのでもう少しお洒落にできないかと追加DIYをすることにしました。
下の商品のような感じで吹き口を木材にしてお洒落にしてみたいなぁと思ってます。
この火吹き棒は5000円以上しますからね。少しでも近づけて高級感出していこうとチャレンジです!
必要な材料と道具は下記になります。
・なるべく正方形の太さの木材
・ノコギリ
・電動ドライバードリル
・カンナ
・ヤスリ
まず、適当な正方形の木材を適当な長さにカットします。
私の場合はちょうど家にあった45mm×45mmミリの太さの木材を、9センチくらいの長さにカットしました。
片側の角をノコギリでざっくり削って、後はとことんカンナとヤスリで形を整えていきます。
この作業が1番根気と体力が必要でした。
ある程度形が整ってきたらドリルを使って送風口となる穴を空けていきます。
穴あけに使ったドリルはHITACHIのコードレスドライバードリルで、刃はホームセンターで買ったドリルセットを使用しました。
このドリルドライバーはDIYする時にとても便利でネジ止めと穴あけで大活躍してくれます。これからDIYたくさんやりたいいう方は、ぜひ1台は持っておいてほしい道具です。
まずは4ミリくらいの小さい穴を空けて、だんだんと大きな穴にしていく作戦です。
ドリルの角度が少しでもズレると反対側が変なところから穴が出てくるので、慎重に真っ直ぐ穴を空けるように注意します。
なんとか真っ直ぐに貫通しました。
でもまだこの穴の大きさだと送り込める風が少なくなってしまうので、ドリルの刃をだんだん太く替えていきながら穴を大きくしていきます。
そして、吹き口の方はドリルでグリグリと更に広めに穴を空けていき、ヤスリなどで表面を整えていきます。
あとは本体とドッキングです。
本体の穴に刺してみながらフィットする太さまでヤスリとカンナで調整していきます。
この微調整も、ちょうどいい太さにするのがなかなか難しかったですが、なんとか本体の穴にフィットしました。
少し無理やり押し込めば本体の方に木材が食い込んでくれます。
合体した後でもしっかり穴は貫通していて風を送ることができます。
とりあえず完成です!!
理想の火吹き棒にはまだまだ程遠いですね。笑
もう少しスリムにした方が良さそうですし、表面の粗い感じを紙ヤスリで整えていく必要がありそうです。
でも送風力に関しては自撮り棒だけのときとほとんど変わらず吹けました!
ここからは使いながらじっくり自分好みに仕上げていきたいと思いますので、また進化したら更新したいと思います。
すぐに完成形を目指すのもいいですが、じっくり時間をかけて改良しながら作りあげるのもいいですよね。(言い訳)
皆さんも木材の吹き口までこだわる必要はないですが、自撮り棒だけでのDIYはとても簡単なので是非作ってみて下さい!
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