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夏キャンプの対策方法は? | 6つの対策方法と準備のポイント

川辺サイト

夏といえばキャンプ!
ですが、実は夏キャンプは暑さや虫との闘いです。

自然の中、のびのびとキャンプを楽しむイメージをしてしまいがちですが、夏キャンプは事前準備をしないと大変な思いをしてしまいます

夏キャンプで快適に過ごすために、対策や事前準備ポイントを紹介します。

夏キャンプに行こうとしている方は、ぜひ参考にして頂き快適な夏キャンプをお過ごしください。

目次

キャンプ場選び

夏のキャンプはキャンプ場選びから暑さ対策を意識する必要があります。

何も考えずに平地の草原のようなキャンプ場を選ぶと、日中ずっと暑くてキャンプどころではなくなってしまう可能性もあるので、以下のポイントを抑えてキャンプ場を選びましょう。

標高の高いキャンプ場を選ぶ

標高の高い場所は、平地に比べ気温が低いので、標高の高いキャンプ場を選ぶと過ごしやすいのでおすすめです。

一般的に、標高100m上がると0.65℃気温が下がるといわれています。

つまり、平地では最高気温35℃の猛暑日でも、標高1,000mのキャンプに行けば最高気温29℃と、平地に比べるととても快適な気温になります。

標高が高いキャンプ場は長野県や山梨県、群馬県に多くあるイメージですね。

下記記事で標高の高いおすすめのキャンプ場を紹介してますので参考にしてください。

木陰があるサイトを選ぶ

もし、標高の高いキャンプ場が予約いっぱいで、標高が低いキャンプ場になった場合は、木陰があるサイトを選びましょう。

夏に木陰があるサイトを選ぶメリットは3点あります。

・直射日光を避ける
・地熱が和らぐ
・テント内に熱がこもるのを最小限にする

直射日光を避けるのは普通に考えて必要だと感じてもらえると思いますが、地熱とテントの熱こもりは意外と重要です。

木陰がないところは、お昼にキャンプ場にチェックする前に、太陽さんが地面さんをカンカンに照らし、熱々にしてます。

「タープがあるから直射日光は大丈夫」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、地面が熱々になっていたらタープをしても上からの暑さを避けれても下からの暑さは防げないのです。

木陰があるサイトであれば、地面を直接太陽で照らされていないため、体感温度を和らげてくれます。

地熱があるか無いかでは全く体感温度が違います

木陰

こかげが涼しい科学的なわけ

また、テントも木陰によってテント自体に直射日光が当たるのを防ぎ、テントの中がサウナ状態になるのを少しは防いでくれます。

日中、日光に当たったテント内は、いくら換気していても夜のテント内は“もわっ”としますからね。

川が近くにあるキャンプ場を選ぶ

なるべく、川が近くにあるキャンプ場のほうが快適にキャンプすることができます。
その理由が下記の3点です。

・川遊びで暑さをリフレッシュできる
・涼しい風が吹く
・川の音が気持ちを和ませてくれる

川遊びで暑さをリフレッシュできる

近くに川があるキャンプ場は、だいたい川で遊ぶことができます。

暑い中、ひんやり冷えた川に足をつけるだけでも熱い体を冷やすことができて気持ちいいですね。

夏に自然の川に入る時の気持ちは爽快です!
川のあるキャンプ場を選んで、川で涼むのをお勧めします。

涼しい風が吹く

川からは涼しい風が吹いてきます。

少しでも風があると体感温度は下がりますし、その風が自然の川から吹いてきたものだと、感じ方も一味違うものがあります。

川のせせらぎが気持ちを和ませてくれる

「川のせせらぎって重要か?」と思いますよね。
意外と重要なんです。

なぜ日本人は風鈴を使うのでしょうか。
そう、それは「音」で涼しさを感じようとしているからです。
先人の知恵ですね~

キャンプ場の川のせせらぎは「自然の音」なので、気持ち的に暑さを和らいでくれること間違いなしです。(※個人差はあります)

注意:雨降っている時や、雨のあとなどの増水には十分注意してください。また、お子さんの川遊びにも十分注意してください。

身に着けるもの

服装

服装は、汗が蒸発しやすく、通気性の良い生地を選びましょう。

キャンプでは設営や料理などで思ったより体を動かします。汗をたくさんかきますので、速乾性と通気性は重要です。

また、着替えも多めに持っていきましょう。

スノーピーク服

私が夏キャンプで愛用してる服は、スノーピークの「Printed SWIMMING Parka」という服です。速乾性と通気性抜群で、暑くても中が蒸れません。
大きなポッケも付いていて機能性も抜群です。

これはキャンプ服として最高傑作だと思っています。
ありがとうスノーピーク。

ネットで探しても中古しかありませんでしたが、私と柄が被っても良ければ購入検討してください。笑

また、帽子は必須です。木陰やタープがあったとしても、移動したりする時に直射日光を防ぐためにも帽子は準備しましょう。

冷感グッツ

冷感グッツは欠かせません。
現代の技術に感謝です。

一番活躍するのは冷感タオルですね。
これを濡らして首にかければ体感温度がグッと下がります。

水に濡らすだけとお手軽ですし、サイズが小さいものなら100均でも売ってますので、1人1枚は持っておきたいグッツです。

また、シャツクールというのもありますので、こちらもあると鬼に金棒でしょう。

虫よけ対策 3段階ガード

夏キャンプの「暑さ」の次の敵、ですね。
キャンプは好きでも、虫は嫌です。純粋に。

蚊やアブを寄せ付けず、刺されないように注意しなければなりません。

我が家では、

 サイト全体
 自分の周り
 自分自身

3段階で厳重に虫よけ対策を行っており、夏場もほとんど虫に刺されたことがないので、3段階の対策方法と、実際に使っているグッツを紹介します。

①サイト全体 ☞ 「蚊取り線香」

これは皆さんお馴染み、渦巻きの蚊取り線香です。これを使えばサイト全体に線香の煙が行きわたり蚊をガードしてくれます。

ポイントは、風上に置く、なるべく2ヶ所以上で使用することです。

虫が多い場所では、サイトの4隅に結界のように使用したこともありました。笑

②自分周り ☞ 「ハンド型ベープ」

蚊取り線香でサイト全体にガードの膜を張ったら、次はコードレスベープで自分の周りの空間をガードします。
風向きが変わって蚊取り線香が効かなかったり、煙の隙間をかいくぐってくる虫がいますからね。

コードレスで手首につけるタイプが便利ですので購入しておきましょう。
予備の電池もあると安心!

③自分自身 ☞ 「虫よけスプレー」

ここまで対策をしても、やっかい虫は人間の体に到達してしまうかもしれません。
そこで最後の砦、虫よけスプレーを体に塗っておきましょう。

写真一番右のパーフェクトポーション アウトドア ボディスプレーは、アブもガードするらしい効果抜群の虫よけです。天然成分なのでお肌にも優しそうです。

特にトイレや炊事場行く時など、移動する時はガードが緩くなってしまうので、直接体に塗っておくことは重要です。

以上、3層の鉄壁ガードで防御は完璧です!!!

それでも刺されたら・・・ムヒっ!!

ここまでガードしても、いつの間にかガードが薄れてしまって虫に刺されてしまうこともあります。

刺されることも想定してムヒも常備しておきましょう!
※経験上、ムヒ忘れたときに限って刺されます。笑

夜のランタン、テント内も注意

夜は、ランタンの明かりをめがけて周りにどうしても虫が寄ってきます。
外のランタンは、少し離れた場所でなるべく上の方に配置しましょう。

また、テント内にもいつの間にか虫が侵入することがあります。テント内にも虫よけスプレーやベープをかけておくことをお忘れなく。

準備しすぎるくらいがちょうどいい

以上、虫よけ対策でした。

対策多くてめんどくさい・・・・と思うかもしれませんが、周りに虫が飛んでいながらのキャンプはなかなか楽しめません。

準備しすぎるくらいが、快適にキャンプで過ごせるコツなので、ぜひ参考にしてみてください。

クーラーボックス・保冷剤

クーラーボックスの扱いを注意しないと夏場の貴重な保冷力が機能しなくなりますので、以下のポイントを抑えておきましょう。

・保冷剤 + 凍らせたペットボトル
・開けたらすぐ閉める
・地面に直置きしない

保冷剤 + 凍らせたペットボトル

まず保冷剤は、ほとんどのキャンパーさんがお勧めしているロゴスの保冷剤

私もこれがおすすめです。
100均でも保冷剤が売っていますが、保冷時間の効果は感覚で倍くらい違うと感じますので、一つはロゴスの保冷剤を持っていることをお勧めします。

また、保冷剤だけでなく、ペットボトルで水を凍らせて持っていくといいでしょう。
大きな氷の塊なので溶けるまで時間がかかり、溶けた分も冷たい水として飲むことができるので、コストと手間も少なく準備できます。

開けたらすぐ閉める

家でお母さんに注意されていた冷蔵庫と一緒ですね。

クーラーボックスは開けたらすぐしっかり閉めましょう。

クーラーボックスを開けている時間だけ、冷気が逃げて外の暖かい空気が入ってしまうので、クーラーボックスの中身を整理しておき、目的のものをすぐ取り出せる状態にしておきましょう。

地面に直置きしない

クーラーボックスは地面に直置きすると、地熱の影響で保冷力が弱まってしまうので、クーラーボックススタンドを使用して地面から距離をおくと良いです。

タープ

夏キャンプにはタープは必須です。

「標高が高いキャンプ場」でも、「木陰があるキャンプ場」でも、必須になるので準備しましょう。

「木陰のあるサイトを選ぶ」でも紹介しましたように、直射日光を防ぐと体だけではなく、地面が熱されることも防ぐことになります。

「木陰」と「タープ」のダブルで日差しをガードすれば更に効果があるでしょう。

テント内の暑さ対策(今後の我々の課題)

夏キャンプは、テント内で寝る時が大変です。
暑くて寝れないこともあるのでテント内の対策も必要です。

しかし我が家は、一度だけ夏に平地キャンプして暑苦しい経験をした後は、夏は標高高いところばかり選んできました。
つまり、夜のテント内の暑苦しさを避けてきたのです。

そのためまだテント内の暑さ対策ができていません!

今後、テント内の暑さ対策として必要になるであろう2つのグッツを紹介します。

コット

テント内で寝る時は、やはり地熱が体感温度を上げてしまいます。
そこで「コット」が必要と感じました。

コットを使うことによって地面と体との距離が空き、風遠しも良くなりますので、導入したいキャンプ道具の一つです。

コスパが一番いいのはDODのコットだと思いますので、近々購入したいと思います。

扇風機

空気が流れると涼しき感じますね。
扇風機があればテント内でも空気を循環させることができ、暑さを和らげることができます。

コードレスでパワフルな扇風機が欲しいなあと思ってます。

まとめ

夏キャンプの対策とポイント、いかがでしたでしょうか。

「暑さ」と「虫」が夏キャンプの大きな敵ですが、事前準備をしていけばそれほど恐れる必要はありません。

準備が多少めんどくさいと思うこともあるかもしれませんが、キャンプで快適な時間を過ごすためには、しっかりと準備をしていきましょう!

素敵な夏キャンプを!!

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